新築の内祝いのマナーと基礎知識

● 新築の内祝いのマナーと基礎知識

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新築の内祝いとは何か

人生の大きな決断の一つとも言える、住居の新築。
ご結婚やご出産を契機として、家を購入する方も多いでしょう。
その際に、親戚や周囲の親しい方からお祝いをいただいたとき、
お返しとして「内祝い」を贈ることは一般的なマナーの一つです。
本来は品物を用意するのではなく、引っ越しから1〜2か月のうちの日中に
新しい自宅へ招いてもてなすことが正しいとされていますが、
タイミング等の問題から招待がかなわない場合や、
高額のお祝いをいただいた場合には、品物としての内祝いを用意します。

新築の内祝いにかける予算と贈る時期

新築の内祝いに必要な予算には、いただいたお祝いの金額から考えて半分程度か、
3分の1程度を見込むことが一般的です。
自宅へ招待してもてなす場合と同様に、
新居への引っ越しから1〜2か月経過した頃を目安に贈ると良いでしょう。
お披露目と品物両方を、という場合には、
新居から帰る際、手土産として渡すのがスマートです。
また、新築内祝いの品にかけるのしには、
「新築内祝い」または「内祝い」と記載するのが主流です。
下段には、世帯主となる方の名前、あるいは姓のみを記します。
郵送や宅配を利用して内祝いを贈る場合には直筆のお礼状を添えて、
感謝の気持ちを尽くしましょう。

新築内祝いにかける水引きの種類

水引きには様々な種類がありますが、
新築の内祝いに対しては「紅白7本蝶結び」や「金銀」を使用します。
家の新築は、複数回あっても良い慶事に分類されますから、
結んだらほどけない「結びきり」ではなく、
結び直しがきく「蝶結び」を選ぶようにすることがポイントです。

新築内祝いにはどんなものを贈る?

新築内祝いとして贈る品物には、
主に消耗品となる日用品を選ぶのがオーソドックスです。
また、日持ちのするお菓子や飲料なども人気となっています。
選ぶ時間がない場合や、何を贈れば良いか分からないというときは、
相手が好きな品を自由に選ぶことができる、
カタログギフトを贈るのも良いでしょう。
いずれも、喜んでほしいという気持ちや
感謝の気持ちを伝えることが大切です。