ダイヤモンドの婚約指輪のデザインの種類について

● ダイヤモンドの婚約指輪のデザインの種類について

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婚約指輪の爪の有無

婚約指輪の最も主流なデザインは、立て爪のソリティアと呼ばれるデザインです。
立て爪とは、指輪からダイヤモンドを持ちあげた形で、上からだけでなく側面からも光を取り入れることができるためより宝石が映えるデザインとされています。
反対に爪なしのデザインはダイヤモンドを指輪に埋め込むため光を取り込みにくくなる一方で、引っかける恐れがないため普段使いしやすいといった点が特徴です。
爪の有無はダイヤモンドのセッティング方法の違いですが、指輪のデザインは婚約指輪に限らず石の配置によって種類が分けられています。

石の配置で分けられるデザインの種類

主流のソリティアと呼ばれるデザインは、指輪の中央に一粒だけセッティングしたデザインです。
一粒だけだからこそ、その石の美しさが引き立ちます。
ソリティアには立て爪以外にも、地金に溝を入れてダイヤモンドを挟み込むはさみ留めや、地金でダイヤモンドの台を作ってそこに埋め込むベゼルセッティングは婚約指輪として人気です。
大粒のダイヤモンドの周りを小さなダイヤモンドで囲う形の婚約指輪は、メレと呼ばれるデザインです。
一粒石だと大きさが顕著に出てしまいますが、メレデザインの婚約指輪は周りを囲うメレダイヤがメインの石を引き立ててくれるため、センターのダイヤモンドが多少小さくてもボリュームのある華やかなデザインになります。
メレダイヤだけで構成される婚約指輪の種類は、パヴェ、エタニティ、ハーフエタニティです。
いずれも地金にメレダイヤを埋め込みますが、パヴェは部分的、エタニティは一周、ハーフエタニティは半周を指します。
パヴェはメレダイヤだけでなくメインの石をセッティングするケースも少なくありません。
地金にダイヤモンドが埋め込まれていると、指輪自体を華やかになるだけでなく、引っかかることがなく普段使いしやすいと言った利点もあります。
婚約指輪は一生ものですから、定番以外にも良く吟味して納得のいくデザインを選ぶといいでしょう。